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不動産売却インデックス

2026.02.20

【春日部市】市街化調整区域の売却方法|買える人と建築制限の壁

「実家を相続したけど、そこは『市街化調整区域』だから売るのが難しいと言われた」
春日部市や岩槻区、越谷市の郊外には、この「市街化調整区域」が多く存在します。
ここは原則として「家を建ててはいけないエリア」であるため、一般的な不動産売却よりもハードルが高くなります。しかし、絶対に売れないわけではありません。
正しい知識と手続きを踏めば、買い手を見つけることは可能です。
この記事では、調整区域の基礎知識から、春日部エリアでの売却戦略、誰に売れるのかについて詳しく解説します。

市街化調整区域とは?なぜ売りにくい?

都市計画法により、土地は大きく「市街化区域(街を活性化させるエリア)」と「市街化調整区域(市街化を抑制=田畑や自然を守るエリア)」に分けられます。
調整区域は「家をどんどん建ててはいけない場所」なので、新築や建て替え、増改築に対して厳しい制限があります。また、インフラ(下水道や都市ガス)が整備されていないことも多く、これが売りにくい原因となります。

建築制限と「誰が買えるか」の壁

普通の土地なら誰でも買えますが、調整区域の土地や家は「買える人(住める人)」が限定されます。
もし要件を満たさない人が買っても、県や市の許可が下りず、家を建てたり住んだりすることができません。

調整区域の家を買える人(要件)

自治体の条例(春日部市やさいたま市)によりますが、主に以下のような人が対象です。

  • 農家の人:農業従事者なら家を建てられます。
  • 既存宅地(線引き前宅地)の権利がある人:古くから家が建っていた土地であれば、一定の条件下で誰でも再建築できる場合があります(これが狙い目です)。
  • 分家住宅:その土地に長く住んでいる農家の子供などが、分家として建てる場合。
  • 都市計画法第34条11号/12号区域:自治体が指定した特定のエリア内であれば、誰でも家を建てられる場合があります。

価格相場(市街化区域との比較)

建築の制限が多く、買える人が限られるため、価格は安くなります。
一般的には、隣接する市街化区域の土地相場の3割〜5割程度です。
しかし、「安く広い土地が手に入る」「静かな環境で暮らせる」「固定資産税が安い」というメリットがあるため、スローライフを求める層や、資材置き場を探す事業者には人気があります。

売却するための手続き(許可・農転)

調整区域の売買には、行政の許可が必要です。

  • 開発許可(都市計画法第29条・43条):家を建てたり用途を変えたりするための許可。
  • 農地転用許可(農地法第3条・5条):畑や田んぼを宅地として売る場合に必要な許可。農業委員会への申請が必要です。

これらの手続きは複雑で時間がかかる(数ヶ月)ため、調整区域に精通した不動産会社と土地家屋調査士・行政書士の連携が不可欠です。

春日部市・岩槻区で高く売るコツ

まずは「自分の土地がどんな規制にかかっているか」を役所で徹底的に調査することです。
もし「誰でも再建築可能なエリア(11号区域など)」だと判明すれば、普通の土地と変わらない価格で売れる可能性もあります。
また、居住用として売れない場合でも、「資材置き場」「家庭菜園用地」「ドッグラン用地」など、視点を変えれば買い手が見つかることも多いです。

まとめ

市街化調整区域の売却は専門知識が必要です。一般的な不動産会社では「扱えない」と断られることもありますが、諦めないでください。
スマイッチは岩槻区や春日部市の調整区域での取引実績が豊富です。行政への事前相談から許可申請まで、トータルでサポートいたします。

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